サイトトップ > 埼玉を元気にする人 > 2010年2月

「日本一楽しい職場」にする   (株)日商サカエ 代表取締役 菅野利男

 他にはないスーパーを目指して

   (株)日商サカエの菅野利男社長が経営する『業務スーパー』はプロの品質とプロの価格(破格値)が自慢です。一般のお客様も大歓迎なので、業務用に大量に買っていかれる方から個人のお客様まで連日大人気で、地域では知られた地元の一番店です。菅野社長は業務スーパーの経営を決意された時、「どうせやるなら、よそのスーパーと違ったことをやっていこう!!」と心に決めたそうです。
 

同友会で学んだことが礎に

その思いを支えたのは、経営や教育について色々なことを勉強した同友会でした。
 もともとは、フランチャイズのお弁当屋さんのチェーン店を、都内や埼玉で10数店舗かまえ、とても忙しい日々を送られていました。しかし、コンビニの台頭を始めとする環境の変化を敏感にキャッチされた菅野社長は更なる商売の展開を図っておられました。そんな折、同友会に入会し、経営について学ぶ機会が増え、「企業は継続していかなければならない」ということを教えられ、その経営理念が現在の礎といいます。

独自の会社風土

   埼玉中小企業家同友会では副代表理事を3年、地区会長を2回、県の委員会の委員長を何度も務めるなど、同友会を知り尽くしている菅野社長。若かりし頃の話や、同友会と共に歩まれた話は、楽しい事ばかりでなく、会歴がまだ浅い私には、勉強になることがたくさんありました。
 業務スーパーでは『日本一楽しい職場にする』事を掲げ、店員とお客様がコミュニケーションを取れるような教育の仕組みを作り上げ、スーパーがお客様に提供する一番のサービスを従業員とともに考える会社の風土作りをしているそうです。同友会の教えでもある人間尊重を基盤に、社員が育ち、そして自ら気づく教育を実践しています。

お菓子コーナーの上には風景画が

 レジ脇の魅力的なお菓子のコーナーは、菅野社長自らが陳列をされているとか。今は、店長を始め、従業員の方一人ひとりが成長し、責任を持って担当の持ち場に当たられているため「私の持ち場はこのレジ脇とアイス、それにお酒しかないんだよなぁ」と、社員の成長を目を細めながら笑顔で語られていたのが、大変印象的でした。菅野社長は、人を拒むことなく、いつの間にか他の人を引き込んでいる、不思議な魅力に包まれた方です。
 そのお菓子コーナーの上には、素晴らしい風景画の数々。人柄が滲み出ているとても優しいタッチの素敵な作品ばかりで、ちょっとした美術館の気分も味わえます。
どうぞ、皆さん、菅野流にアレンジされた人間味溢れる業務スーパーへ、ぜひ買い物にいらしてみてください。大変お買い得な商品が豊富にありますよ。

会社概要

  (株)日商サカエ 
代表取締役 菅野利男 
川口市芝宮根町20-6
TEL:048-269-1134 FAX:048-268-2051

▲ このページの先頭にもどる

埼玉中小企業家同友会
copyright 2009 ecity saitama corp.