C2002.R.P.PRODUCTIONS-HERITAGE FILMS-STUDIO BABELSBERG-RUNTEAM Ltd.
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1939年、ナチス・ドイツがポーランドに侵攻。ユダヤ系ピアニスト:ウワディスワフ(エイドリアン・ブロディ)とその一家は、ユダヤ人に対するゲットーへの移住命令により、40年間住み慣れた我が家をあとにする。ナチスの虐殺行為がエスカレートする中、ウワディスワフはカフェのピアノ弾きとして日々を過ごす。やがて一家は収容所へ送られる事に・・・・。しかし、ウワディスワフは友人の手で一人収容所行きを免れた。その後、ウワディスワフはゲットー脱出を決行。旧知のポーランド歌手ヤニナ(ルース・プラット)の手引きで隠れ家に移った彼は、僅かな食料で食いつなぎひっそり暮らし続けた。だが彼の存在が隣人にバレて脱出。親友の妹ドロータ(エミリア・フォックス)と彼女の夫のもとを訪ね、新しい隠れ家に住む。夏になる頃、”ワルシャワ蜂起”が始まり街は戦場となった。そんな中とうとう、ドイツ軍将校(トーマス・クレッチマン)に見つかってしまう。彼が”ピアニスト”であることを告げると、将校は彼にピアノを弾かせた。その演奏に感動した将校は、ウワディスワフをかくまってやり、その数週間後に終戦が訪れるのだった。
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