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ものづくり・技能振興の情報

1 ものづくり・技能振興に関するイベントの開催情報

2 ものづくりの現場で活躍する技能者の紹介

●この仕事に就いたきっかけは?

中学生の時に父が亡くなり、親類から「手に職を付けてはどうか」と言われ、昭和36年から親類の知り合いの「板金屋」に奉公し、仕事を覚えることになりました。
 その後、働きながら夜間に技能が身に付けられる『蕨戸田建設高等職業訓練校』に通い、板金の技術や技能を覚え昭和40年にこの訓練校を卒業しました。この訓練校では私は2期生になります。

●技能士としての誇り

昭和46年に独立、中里板金工業を設立しました。仕事をしながら技能検定試験にも挑戦し、昭和49年に1級技能士の試験に合格しました。学校を卒業して仕事を始めたころは1級技能士は雲の上の存在でしたが、努力が実って合格したことで、うれしく思い、同時に資格を持つことが誇りともなりました。

●資格取得の考え方

今は仕事の傍ら、蕨戸田建設高等職業訓練校で後継となる若者に教えていますが、建築板金の技能検定だけでなく、建築板金に係るさまざまな資格を積極的に取るよう勧めています。仕事に関係する資格は何でも取っておくことが重要です。

●ものづくりの仕事に対する考え方

①この仕事で頑張るという気持ち
この仕事で頑張る、この仕事で家庭を支えていくという気持ちでやってきました。中途半端な気持ちではやらない方が良いと思います。

②仕事は几帳面にやるという気持ち
仕事は常に几帳面にやることを心掛けてきました。他人から、そこまでやる必要はないと言われるようなことも、自分が必要だと思えばやってきました。

③同業者より一歩前に出るために
人一倍長い時間、仕事に関わるという気持ちを常に持っています。仕事を始めたころから、こうした気持ちを大切に自分の腕(技能)を頼りに頑張ってきました。

●仕事を続けていくには?

長い間仕事を続けていると壁にぶつかるのが普通です。例えば、教えている職業訓練校の生徒でも、学校を辞めたい人がいます。そうした時は、同期の仲間が話を聞いてあげたりして周囲が支えています。同業者であってもお互いに助け合う中で伸びていく関係を作ることが重要です。
 また、建築板金の仕事をしていく中で、毎年開催される技能競技大会が楽しみの一つです。よい成績で表彰されるのもうれしいことですが、与えられた課題をどのように製作するか、一から考え実行するというものづくりの楽しさも経験できます。こうしたものづくりの楽しさを感じることも、仕事を続けていく糧になっています。

●これから進む道を決める方たちへ

どんな仕事でも必ず壁があり、辞めたくなる時があるものです。ふんばることも必要ですが、周囲の助けも重要で。
 私は仕事を手堅く、几帳面にやることが次の仕事を連れてくると思っています。実際、お客さんが次の仕事を紹介してくれることが少なからずあります。
 どんな分野でも、必ず人とのつながりがあります。そのつながりを大切に、そして仕事を几帳面にやり生活を支えていく、そうした気持ちを持っていただきたいと思います。

中里一夫氏 (有)中里板金工業代表 写真1
中里一夫氏 (有)中里板金工業代表 写真2
中里一夫氏 (有)中里板金工業代表 写真3

●この仕事に就いたきっかけは?

祖父が明治時代に畳屋をはじめ、私で三代目になります。子供のころから長男である自分が家業を継ぐものと考えていました。

●技能士となって

私は高校卒業後から畳の仕事をはじめ、仲間から勧められて1級畳製作技能士を目指し、2回目の受検で41歳の時に技能士になりました。また、技能検定と同時に実施される技能競技大会で金賞を受賞し、埼玉県知事と埼玉県職業能力開発協会会長の表彰を受けました。
 仕事で身に付けた技を存分に発揮した結果、検定に合格し表彰を受け、技能を認めてもらったことは自信につながり、誇りにもなりました。

●畳製作を仕事とする誇り

寺社仏閣では畳の部屋は多いですし、華道、茶道、日本舞踊などでは畳の部屋を使うことが多いです。こうした日本文化を守る一翼を担っていることは、畳製作の職人としての誇りです。

●自分の技能を磨くために

組合等に加入せず一人で畳製作をすることもできますが、それでは技術的な進歩が止まってしまうケースが多く見受けられます。そうならないために、自分の技能を磨く方法があります。
 まず、自分の技能を客観的に判断する方法として、技能検定を受検する方法です。合格できれば自信になります。
 仲間と切磋琢磨することも一つの方法です。私は資格を取得して同業者の集まりである技能士会に入会し、十人十色の畳製作作業を見ることができ、自分の仕事にとってプラスになりました。
 また、技能五輪のような競技大会に挑戦することも、自らが技術的に進歩するための方法だと思います。畳製作職種のように全国大会が実施されない職種でも、毎年実施される県内の技能競技大会に挑戦することができますし、熟練技能者の競技大会である技能グランプリを目指すこともできます。私は技能グランプリで全国第3位を2回受賞しています。

●仕事に対する考え方

①お客様の満足
仕事をするからには、お客様が喜ぶことが大切であり、その対価として報酬をもらうのが基本です。自分の満足のためにするものではありません。

②基本を身につけること
私は埼玉県の技能検定実技試験の検定委員をすることがありますが、基本を身に付けずに受検する職人が見受けられ、大変残念に思います。作業時の服装や道具の使い方など些細なことから基本をきちんと身に付け、作業時の安全にも配慮します。プロの仕事には、安全を確保し怪我をしないことも含まれます。

③自分で考え、自分で覚える
若者の仕事を見ていて残念に思うのは、言われたこと以外やろうとしない態度を見せる人がいることです。
私が仕事を覚えたころは「見て覚える」が基本でした。先輩の仕事を見ながら考え、懸命に覚えました。教えられた当時は分らなかったことが、時間の経過とともに理解できることもあります。自分が当時よりも進歩し、理解できるレベルになったということです。そうした気づきも含めて、自分で覚えるのが基本です。

●これから進む道を決める方たちへ

いろいろな仕事を見たり体験したりして、興味を持った仕事から選んでいけばよいと思います。
 仕事を続けていくと、どうしても他所の仕事の方がよく見えるものです。その時に辛抱することが、続けていくために大切です。辛抱していれば、必ず花開く時が来ます。

石井朋昌氏 石井畳店代表 写真1
石井朋昌氏 石井畳店代表 写真2
石井朋昌氏 石井畳店代表 写真3

3 ものづくりマイスターなどの派遣

ものづくりに関して優れた技能や経験を有する「ものづくりマイスター」や技術に精通した専門家等を中小企業や学校に派遣し、技術指導や学校教育を支援する制度です。詳細については、事業名をクリックしてください。

社員のスキルアップをサポートして欲しい(介護・機械・溶接・冷凍空調・建築設計等)

建設業・製造業分野での実技指導をして欲しい(ものづくりマイスターを派遣)



機械金属分野での実技指導をして欲しい
社員の技術力を向上させたい

建設業・製造業分野での実技指導をして欲しい(ものづくりマイスターを派遣)

機械金属分野での実技指導をして欲しい
社員の技術力を向上させたい

4 技能競技大会等

5 技能検定制度等の紹介

6 技能に関する表彰制度等の紹介

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