今回訪問させていただいたのは、11月10日で、よく晴れ渡った気持ちのいい日でした。
まず始めに、越生農産物直売所をお尋ねし、続いて毛呂山農産物直売所を訪問させていただきました。
越生は、越生梅林、あじさい街道、山吹の里歴史公園、五大尊つつじ公園、七福神めぐりなどで
よく知られた町で、大高取山を中心としたハイキングコースも多数あり、一年中観光客でにぎわっています。
越生直売所は、東武越生線の越生駅から"史跡・山吹の里(山吹の里歴史公園)"の方へ向かって10分程度
歩いた県道(飯能寄居線バイパス)沿いにあります。
(越生駅から歩いて行く方は、こちらを参考にしてください。)
取材日時が平日の朝であるにもかかわらず、越生農産物直売所には主に車で来る買い物客が、ひっきりなしに
来ていました。案内をしていただいた店長の細田さんにおたずねすると、旬の農産物を良く知っているお客様や、
観光ついでに必ず立ち寄ってくださるお客様が多数いるそうです。
越生の名産は、なんといっても「梅」です。直売所にも、梅干、梅酢、梅ゼリーなどたくさんの梅の加工品が
並んでいました。この時期は、「ゆず」も取れる時期で、ゆずがパックや袋に入れられて売られていました。
ただ今年は「ゆず」が少ないそうです。
そのほかに、越生産の「ひらたけ」「しいたけ」「こんにゃくだま」「白菜」「ほうれん草」「小松菜」
「かき菜」などが売られていました。「かき菜」は、味噌汁や漬物にするといいとレジの女性に聞きました。
次に入り口近くで目を引いたのは、紫色の棒状の「いもがら」です。
正体は、八つ頭の茎で、皮をむいて天日で十分に干してから、細かく刻んだりして、みそ汁や煮物に使うそうです。
いったい買う人がいるのかと、しばらく見ていましたが、なんと他のものと合わせて購入していく人が結構いたのには驚きでした。
午後は、店長の細田さんに案内されて、毛呂山農産物直売所に移動いたしました。細田さんは越生農産物直売所
と毛呂山農産物直売所の店長を兼務されています。
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