埼玉県には、現在の本庄市出身で江戸時代後期に活躍した国学者「塙保己一」がいます。
塙保己一は、全盲でありながら我が国の貴重な文献を収集、編纂した「群書類従」を出版するとともに「和学講談所」を設置し、多くの有能な弟子を育成した人物です。
アメリカの三重苦の聖女と呼ばれたヘレン・ケラー女史が自分の人生のお手本とした人物としてもよく知られています。
埼玉県では、今年度も塙保己一の精神を受け継ぎ、障害があっても努力して顕著な活躍をされている方々を対象とした「第4回塙保己一賞」の募集を下記の通り行います。
1. 賞の種類と対象者
(1)大賞(対象者:障害者本人)
日本国内に在住し活動する方で、障害がありながらも不屈の精神により社会的に顕著な活躍をしてきた障害者の方を対象とします。
(2)奨励賞(対象者:障害者本人)
埼玉県内に在住、在勤、在学する方、又は過去に埼玉県に在住、在勤、在学したことのある方で今後、社会的に顕著な活躍が期待される40歳未満(平成22年4月1日現在)の障害者の方を対象とします。
(3)貢献賞(対象者:障害者の支援者、貢献者)
日本国内に在住し、活動する次のような個人又は団体を対象とします。
ア 社会的に顕著な活躍をされている障害者の活動や日常生活等に献身的な支援を行ってきた方
イ 障害者の自立・社会参加の拡大につながる顕著な発明や機器開発等を行った方
なお、これらの賞は視覚障害者だけに限定されたものではありません。他の障害をお持ちの方も是非、ご応募ください。
2. 応募方法
個人の方や団体(法人格の有無は問わない)いずれの方も応募できます。
応募方法の詳細及び応募用紙は、県が市町村、各障害者団体、学校、施設等に配布するパンフレットを御利用いただくか、次の県のホームページからもダウンロードできます。
http://www.pref.saitama.lg.jp/site/hanawa/
3. 応募期間
平成22年6月1日(火)〜8月31日(火)(消印有効)
4. 選考方法
知事が任命した委員による選考委員会の審査を経て知事が決定します。
5. 受賞者の数
原則として各賞1名
受賞者には、表彰状と記念品が贈呈されます。
6. 表彰式
平成22年12月18日(土)午後1時から、塙保己一生家に近い「本庄市児玉文化会館セルディ」で開催する予定です。
7. これまでの受賞者
●第1回(平成19年度)
大 賞 本間昭雄氏(視覚障害 社会福祉法人 聖明福祉協会理事長)
奨励賞 綱川泰典氏(視覚障害 プロフルート奏者)
貢献賞 川野楠巳氏(元NHKディレクター)
特別賞 斉藤政雄氏(社団法人 温故学会理事長)
●第2回(平成20年度)
大 賞 長尾栄一氏(視覚障害 元筑波大学教授)
奨励賞 川上理恵氏(肢体障害 女子車いすバスケットボール選手)
貢献賞 樽松武男氏(ケージーエス株式会社代表取締役)
貢献賞 丸木希代氏(毛呂病院光の家名誉施設長)
●第3回(平成21年度)
大 賞 青木陽子氏(視覚障害 アジア視覚障害者教育協会会長)
奨励賞 相田大希氏(画家)
奨励賞 梯 剛之氏(視覚障害 ピアニスト)
貢献賞 河村 宏氏(DAISYコンソーシアム会長)
貢献賞 財団法人たんぽぽの家(理事長 播磨靖夫氏)
開催日時 | 募集期間:平成22年6月1日(火)〜8月31日(火) |
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開催場所 | 本庄市児玉文化会館セルディ |
主催団体 | 埼玉県 |
担当者 | 埼玉県庁福祉部障害者福祉推進課 社会参加推進担当 |
TEL | 048-830-3309 |
FAX | 048-830-4789 |
メール | a3310-02@pref.saitama.lg.jp |
URL |
http://www.pref.saitama.lg.jp/site/hanawa/
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団体分類 | 行政 |
対象ステージ | 指定なし |
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平成の塙保己一を募集します。−第4回塙保己一賞の募集開始について−
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