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「これが本物のねぎ」

ペン2009/12/18  市民記者中村

 甘みと柔かさに青い葉まで旨い「岩槻ねぎ」。従来のねぎを食べている人からは「これは確かに旨い」とねぎの概念を覆させられほどの美味。

 江戸期にはねぎといえば岩槻ねぎ。古典落語「たらちね」に「えぇー岩槻ねぎー」が出てくる

 その柔かさは日持ちが短く、葉が多いのは運搬と展示に支障あり。そんな流通の都合でこの世から消えてしまった感がある。

 現代人はまずいものを「企業の論理」で食べさせられ、科学肥料や農薬漬け、合成食品で飼いならされ、味音痴に陥っているのではと反省させられる。

 岩槻では今そのねぎを使って町おこしへの気運が起こっている。岩槻区仲町の中華料理店の「ペキン亭」さんでも、ねぎ料理を食べさせるとの情報があり早速取材にいった。

 メニューにはなく、尋ねると「ご要望のお客様にだけ」とのこと。早速その裏メニューを注文して作って貰ったのが写真の「あんかけ焼きそば」「うーんこれは、やつぱり旨い」と唸った。

 店主の話では、「ただ今メニューの開発中」ですとのこと。ねぎは副食材なので、その旨さを堪能して貰うにはもう少し時間が欲しいと言う。

 今年は県のB級グルメに「岩槻ねぎ塩焼きそば」を初出品し見事に準優勝を獲得した。来年の春頃には美味しい各種のねぎ料理の誕生があるようで、ぜひ期待をして、お気軽に岩槻へ足を伸ばして下さい。


岩槻・中村 進

イメージ (クリックすると元画像が表示されます)
団体分類 NPO&一般
地域大分類 さいたま市
地域小分類 さいたま市岩槻区
対象ステージ 指定なし

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