安さんの鉄博通信 >> No.10 おかげ様で開館一周年を迎えます
早いもので、昨年10月14日の開館から間もなく一周年を迎えます。
この間に延べ170万人近いお客様を数えておりますが、とても信じられない夢の様な数字です。
館としても不慣れと初めてのことばかりで、当初は来館者の皆様にいろいろとご不自由な思いをさせてしまいましたが、おかげ様で大きなトラブルも無く一周年を迎えることが出来そうです。
一年間のご理解とご協力に改めて感謝申し上げます。
これにちなんで10月8日(水)から26日(日)まで開館一周年記念の行事が実施されます。主な内容をご紹介いたしますのでご期待下さい。
尚、10月14日(火)は臨時開館し翌10月15日(水)も通常開館しますが、10月21日(火)は休館となります。
通常は保存のためにガラス越しにしか見られない御料車を、人数限定でガラスの内側の通路から間近に見学します。対象は大正時代に製造された7号、9号、10号、12号の4両です。
10月8日から26日まで午前中に2回、各15名に限られますが、10時より先着順に受付いたします。年齢18歳以上の方などの制約も有ります。
普段は床面で操作している電車の台車を、直前に展示された車両(クモハ101形式)の運転室から操作します。運転室の本物の機器類に囲まれた中でのマスターコントローラーとブレーキハンドルの扱いは格別なものと思います。
毎日10時から18時まで可能ですが、一人で入退室出来る方、1回2分以内でスタッフの指示に従うなどの条件が有りますのでご協力下さい。
動態保存のために通常は公開していない気動車(キハ11形式)の運転台から、停車状態でエンジンの加速と減速などの操作体験を行います。
開館記念日の10月14日のみ、10名限りの限定ですのでご注意下さい。実施は15時30分からになりますが、朝10時から先着順に受付をします。
18歳以上で、地面からステップを登って運転台に入室可能な方を対象とします。
電車運転台以外は人数が限られ、ご不自由をかけますがご容赦下さい。
これ以外にもSuica関連のイベントなどが有ります。詳しくは当館の公式ページを参照下さい。
スタンプラリー、ミニ新幹線の運転、記念商品の販売、特別塗装車両の運行(ニューシャトル)などが予定されています。館外でも楽しめそうです。
2008/10/3 鉄道博物館ボランティア 安川彰一