安さんの鉄博通信 >> No.18 「はやぶさ〜鉄道と宇宙〜」展が始まりました。
この3月5日から東北新幹線のE5系「はやぶさ」がデビューしました。国内最高速度と快適性を備えた画期的な新型車両です。また、同じ名前で一足早く話題と感動を呼んだ惑星探査機「はやぶさ」も記憶に新しいところです。
鉄道と宇宙の「はやぶさ」は列車、行き先、打上げ地など変遷を重ね、一旦は存亡の危機に立ちながらも、それを乗越えて帰還をはたすというあゆみに共通点があります。
鉄道博物館ではそれぞれの「はやぶさ」の軌跡をたどりながら最先端の技術をたっぷりと紹介しております。展覧会の会期は5月8日(日)までです。どうぞまたお出かけ下さい。
主な展示内容
E5系「はやぶさ」は、最速達列車となることからスピード感があり、より多くお客様に親しんでいただけるものとして、小惑星探査機「はやぶさ」は、小惑星からサンプルを採取する様子が狩りをする鳥類のハヤブサを連想させることから名づけられました。
〜いずれも大きな詳細図解で他に類を見ない分かりやすさです〜
〜小惑星「イトカワ」の表面サンプルを採取し、持ち帰るという世界初の快挙です〜
宇宙服(レプリカ)およびE5系話題のグランクラス座席が用意され、記念写真の撮影や実際にすわる体験ができます。
2011/03/08 鉄道博物館ボランティア 安川彰一