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安さんの鉄博通信 >> No.2 おかげさまで月間入館者数24万人
おかげさまで月間入館者数24万人
来館者の状況
鉄博(てっぱく)は、去る11月13日で開館以来1ヶ月を経過しました。
連日大勢のお客様で賑わっておりますが、この間の累計で実に24万人を超える入館者を数えることとなりました。
平日の少ない日で5,000人、休日には12,000人に達したこともあります。
また、月曜日で10,000を超えたことが3回もありましたが、これは予想外の結果です。
カレンダー上の振替休日は無かったはずですが、皆さんの休日の取りかたが変化しているのでしょうか。
一般の博物館は月曜休館が殆どですが、鉄博は火曜休館(来年1月以降)としたことが幸いです。
現在でも多い日は1,000名以上の方が開館前から並んでお待ちです。
ここのところ急速に寒くなって参りましたので、どうかご無理をなさらぬようお願いいたします。
体験展示の予約について
- ミニ運転列車(定員3名)
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ご家族ずれ、小グループに大変な人気です。
1日250列車の運転で、10時15分に150列車分、13時に残り100列車分の整理券が配布されます。
午前は数分間で終了し、午後の分は12時から並んで頂きます。
実際には1人乗車の列車が多いため、並んで頂いても乗車出来ない場合の発生しかねない情況にあります。
運転者が1名に限定されますので、自分で運転したい方が多いためです。
並び方や予約方法の改善を検討中です。
- D51運転シミュレーター
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1日に25名が体験可能です。
10時15分に15名、14時15分に残り10名の整理券が配布されますが、開館時は数秒間で列が打ち切り、午後は4時間前から待つ人もあります。
このためかどうか定かではありませんが、とうとうキャンピングカーで乗りつける方まで出現しました。しばらくご迷惑をかけますが、状況をご理解下さい。
- 模型運転ジオラマ
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当分の間予約を行わずに、並んで頂いた順に入場としております。
1回の定員200名ですが立ち席を承知でさらに50名ほどに見て頂きます。
少しでも多くの方を入場可能とするための処置です。
ラーニングゾーンの紹介
館の北寄りの部分に鉄道のしくみを解説、展示しているラーニングゾーンがあります。
3フロアーにわたって鉄道機器の実物や操作可能な模型、説明パネルなどが用意されております。
予約制で実習できる装置もありますので、かくれた人気のスポットです。小学生の団体などが利用の際は一部が制限される場合もありますが、各フロアーの主な物を紹介します。
- 1F
- 緑の窓口(発券の実習)、自動改札、ドアの開閉、車両設計ラボ(パソコンで車体と色彩の設計)、模擬台車の分解、組み立て実習
- 2F
- ATC(速度を守るしくみ)…模型車両の走行実習、ATS(ぶつからないしくみ)、信号機やポイントの実物と可動模型、模型電車の運転シミュレーター
- 3F
- 動力装置(蒸気、電気機関車、電車、ディーゼルカー)の可動模型、エアーブレーキの操作模型、パンタグラフなどの実物
- 屋上
- 新幹線、ニューシャトルが目の前を、在来線列車が眼下を頻繁に通過します。絶好のウオッチングスポットとして、お弁当をひろげる空間としても人気があります。
2007/11/17 さいたま市桜区 安川彰一