11月度のインターネットマーケティングセミナーは、”2008年に向けて知っておこう、これからのホームページ作り”と題し、ユーザビリティ、アクセシビリティとCSSを使ったSEO対策を解説します。
ユーザビリティ
サイトの使いやすさ、です。文章や画像などのわかりやすさ、操作性や大きさ、効率のよさを考え、商品購入率の上昇やサイトの再訪問を増やします。
アクセシビリティ
広汎な人に利用可能であるか、です。高齢者や障害者などハンディを持つ人でも利用できるよう、キーボードのみの利用や、読み上げソフトの利用可能なレイアウトである必要があります。Webアクセシビリティは既に世界機関によって、指針が唱えられています。
フォントサイズに注意する
フォントの大きさをサイト側で指定すると、小さくて見づらい人や、高齢者の方などがブラウザで文字を大きくしようとしても変わらなくなってしまいます。
機種依存文字は使用しない
記号の文字や単位を一文字で表す文字などは変化したり、音声ソフトに読まれなかったりします。また、無駄な記号、絵文字、アスキーアートなど、音声ソフトが読み込んだとき、文章がおかしくなります。文中のスペースも読み上げてしまいます
画像には代替テキストをつける
画像は読み上げられないので、テキストで説明文をタグにいれると音声でその説明が読み上げられます。
色での区別はしない
たとえばカレンダーで日曜日が赤くても、その区別はされません。別で説明しなければなりません。
音声ソフト読み上げ方その他例
英語の表記
TEL=ティーイーエル
Tel=テル 頭文字だけ大文字にする
数字の表記
5000円=ゴゼロゼロゼロエン
5,000円=ゴセンエン 数字は半角にする
日付の表記
2007/11/22=11ブンノ2007スラッシュ22
2007年11月22日=2007ネン11ガツ22ニチ
tableタグの読む順番
1 | 2 | 3 |
4 | 5 | 6 |
7 | 8 | 9 |
CSSの使用
CSS(スタイルシート)を使用すると、フォントサイズなどの汎用性を保ちつつ、レイアウトを整えることができます。文章もまとまり、コンピュータに対し、やさしくなり、SEO対策となります。