埼玉の祭り

大瀬の獅子舞

 大瀬の獅子舞は7月1日・2日大瀬の氷川神社の祭礼に奉納されます。 1日は境内社の浅間神社の祭り、2日は氷川神社の祭りとされています。大瀬の獅子舞の日にはよく雨が降ることから「どろんこ獅子」とも呼ばれています。  獅子舞の始まりは、寛文2年1662年に森川下総守が大瀬村の領主になった頃、獅子頭を領主より拝領してからと伝えられ、300年以上の歴史を持っています。

 獅子舞は江戸時代に盛んであった富士浅間信仰(富士講)と深く結びつき、舞の形態も3匹の親子獅子が富士山に登る途中の出来事を物語風に描いています。大獅子は兄獅子で、顔が青く眉が金色で目をむき出し、精悍な面魂をしています。中獅子は弟獅子で、顔が黒く眉が金色で目は黒く、歯は銀色で幾分口は開き気味です。共に鼻の両側には白髭をたくわえ、約40センチほどの角が生えています。女獅子は角が無く顔は金色で、大獅子、中獅子と比べて優しい顔つきです。

 舞の構成は、序の舞、本舞、結びの舞に分けられており、12掛りがあります。笛は、囃子笛を用いて17曲目があります。とりわけ、本舞における豪壮情緒豊かな哀調をこめた笛の音は、祭礼参拝者を魅了します。

地  域埼玉県八潮市
開催日時7月1日、2日
開催場所大瀬氷川神社
住  所埼玉県八潮市大瀬
お問合せ 八潮市資料館/八潮市役所商工観光課
048-997-6666/048-996-2111
アクセスつくばエクスプレス 八潮駅 八潮駅南口発(八潮11)戸ヶ崎循環行潮止橋南下車 徒歩1分
予想人出
更 新 日2014/06/30

地図情報
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