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地域と共に街を育てる、未来を築く(08.11.25)

住・愛・自然(経営理念)

  地域に愛され、地域に貢献できる安定した会社づくりをめざす
ニッケン建設は、埼玉県南および都内を中心に地域に密着した家づくりを展開する住宅会社で、昭和53年10月に設立、今年は節目の創業30年となる。設立のきっかけは、飲食業を多く営んでいたことで、飲食店の内装工事業の会社を昭和47年に立ち上げたことが始まり。(内装工事業とは違い、建設業として溝上社長は素人のスタートである。)スタートした当初は思うように受注ができず、溝上社長の身銭を切ったり、借金して従業員たちの給与支払いに当てた時期もあったそうだ。苦労の連続で、危機を感じていたときに同友会に入会。早速、経営指針の勉強会に泊りがけで参加し、現在のニッケングループの理念(住・愛・自然)ができあがった。

毎年の手直しの経営指針

  経営指針は、毎年の手直しで、現在20期!1月の全体会議で全社員に配布し、会議には常に携帯し共有を図っている。もう一つのキャッチコピー『人におもいよとどけ ニッケン建設』はその指針作成の心、即ちより良い地域づくりに貢献する思いを地元の人たちに知ってほしい、そして社員には更に徹底してそのことを意識してほしいという溝上社長の思いなのだ。そして、理念の「地域に愛され、地域に貢献できる」というのは、地域密着で「街づくり、街の活性化」に携わる。そして、社員の定着やモチベーションの向上など社員のための「安定」も重視し、“信頼性のある会社づくり”をめざしている。

私募債制度?30年間無料定期点検!

  理念の下、新しい取組みも積極的に行っている。例えば、7年前から始めた「私募債制度」。一口200万円で年利4%!「無担保であるから、“信頼だけ”。それでも、地域住民の多くの方に買っていただけています。」これは、地域住民がサポーター兼宣伝マンとして大いに役立っているとともに、会社を見られているという緊張感にも繋がっている。そして設計・施工・アフターサービスの品質マネジメントシステムを確立し、ISO 9001(2002年版)を承認取得している。その中でも「30年間無料定期点検」は、完成より、3ヵ月後及び1年後に定期的な検査の実施、さらにその後30年間の無料定期点検を実施している。

200年住宅(超長期型住宅)をめざして…

「これからは本物が求められる時代、建築工法も進化しなくては生き残れません。」ローコストで最新型の家屋など、今後は「200年住宅(超長期型住宅)」を目指しているのだそうだ。100年住宅とは聞いたことがあるが、200年とは…。まったく新しい断熱住宅「通気断熱WEB工法住宅」という“21世紀型”も完成間近、その普及作戦も始まっている。歴史、文化、生活、自然環境など、地域が持つ特性を十分に活かし、そこに住む人々と一緒になって街をていねいに育てていく…ニッケン建設は“地域とともに歩む企業”としての姿をめざし歩いている。

  戸田・蕨地区会
MIZOGAMI SEIJI 溝上西二  ニッケン建設(株) 代表取締役 
戸田市美女木1-12-5
TEL:048-421-4860
FAX:048-421-1785
URL: http://www.nikkenkensetsu.co.jp/index.html

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