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地域のデンタルIQアップに貢献したい 戸田サクラ歯科 歯学博士・医院長 齋藤友希

 商店街のイベントに積極的に参加することで地元密着をはかり、オリジナリティー溢れる企画で、医院のファンを増やす。そんな齋藤医師の、新時代の歯科医療の息吹を感じさせる、お話しを伺いました。

来院しやすい雰囲気づくりにも一工夫

   歯学博士・齋藤友希氏は、東京・築地生まれの江戸っ子。昭和大学を卒業されて6年間、同大学歯科病院勤務の後、縁あって現在の場所に開業したのが6年前の7月7日。市役所にも近く、いわば戸田市の中心地ですが、そこで更にひときわ目立つ歯科医院らしからぬピンクののぼり旗が入口前で風にはためいています。一般に『歯医者さん』ときくと“歯が痛くなったら行く”“痛い思いをするところ”という認識ではないでしょうか。齋藤院長はまずその考えを改めてもらおうと『来院しやすい雰囲気づくり』を心がけています。入口が南向きのガラス張りでとても明るく、待合室には様々な雑誌は勿論、知恵の輪やゲームなどあきさせない工夫もこらします。

狭い世界からの脱却を目的に同友会に入会

 同友会入会は引地智宏氏((有)竹野)の紹介がきっかけでしたが「とかく狭い世界にこもってしまって世間知らずになるのはマズイという思いもあった」と言います。診療時間は様々な患者さんに対応できるよう夜9時(土日祝は6時)までですが、休診日(木曜)を利用するなどして、地区の例会への参加にも積極的です。

デンタルIQ の向上を目指して

   地元・上戸田商店会の行事にも祭りの実行委員として活躍、医院独自でも様々なイベントを行い、もちつき大会では『もち食べて入れ歯浮いたらサクラ歯科』、カキ氷大会では『カキ氷食べてしみたらサクラ歯科』とほほえましいキャッチコピーでアピールも忘れません。他にも「誕生月の無料検診&プレゼント」やスタッフ手作りの「オリジナル年賀状」などで医院のファンを増やしています。
 この辺り他の歯科医の看板も多く「競争が厳しいのでは?」と訳ねると「確かに多いですが、治療法に差のないこの時代、これはもう個々の患者さんとその歯科医との相性ですし、患者さんひとりひとりに合った治療を心がけることによって多くの患者さんに支持いただいてます。そうした患者さんのデンタルIQを高める努力もしていきたいです」。デンタルIQすなわち「歯についての健康意識」を高め、痛くなくても定期的に予防を心がける人をもっと増やしたいとのこと。筆者も取材当日、早速、歯垢・歯石を除去してもらいました。

愛犬をきっかけに来院する方も

   休日は趣味のゴルフか最近飼い始めた犬の散歩。愛犬は珍しいミニチュアブルテリアのプースカ君で、氏のブログにも度々登場して人気者になっています。そのブログをみて初来院する人も多く、治療は当然のこと、地域活動にも益々力を入れたいと語る齋藤氏でした。
(DO YOU埼玉6月号「人」より  取材/戸田・蕨地区会 松田武雄)

  齋藤 友希さいとう ともき
戸田サクラ歯科
戸田市上戸田4-10-7 上戸田壱番館1F
TEL:048-431-8841 
FAX:048-431-8841 
URL  http://www.todasakura-dc.com/

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