この埼玉スポーツ応援団のコラムを担当させていただきますマックス井上で御座います。
スポーツに関する身近な・未知な話題や思うトコロを存分に、謙虚に語らせていただきます。共感してくださる読者の方が回を追う毎に増えますように切に願います。
さて 秋も深まり、北からの紅葉前線の南下はいつ頃?葉の色の具合はどうなんだろう?街中では衣替えで行き交う人並みは一斉に上着姿に戻る時期ですねぇ。
体力的にも10月は夏の疲れも抜けきり、食欲もでることから、観劇や週末の買い物にも身軽で出掛けられる季節です。天候も安定し、身体を動かすきっかけを探しているのですがこれがナカナカ・・・本当は、何かしら口実をつけて始めるきっかけをキャンセルしてしまう。
『スポーツ事始め年中キャンセル症候群』の僕ですが、観ることに関しては人一倍好きなのです。
こんな僕を尻目に小学低学年の野球少年がゾロゾロと帰っていきます。格好良く阪神赤星選手のようにスライディングを決めたのか、ユニフォームが汚れています。
うむっ、ユニフォーム(制服)!なぜか袖を通すとワクワクしたり、緊張して顔が硬直したり、自分なりに着崩してみたり・・・色んなことを思い出します。見る側にしても、身体が大きく見えたり頼もしく見えるものです。
ユニフォームはラテン語の(unus、formare)、英語(un, unit (1つの)+form(形))つまり統一された形と言う意味なのですが、これを着ると勉学、練習、研修、業務などに費やされた時間や努力と共に仲間との一体感や信頼感が生まれて一層力強い集団に変わっていくわけです。アマチュア・プロフェッショナルを問わずその効果は大きいものでしょう。
さて、プロ野球ペナントレースが終了しました(消化試合が残っていますが)。 栄光の巨人軍のユニフォームに袖を通したメンバー。外見は一戦闘集団なのですが内情はそうはいかなかった一年でした。
シーズン当初の抑えがいない!のフレーズから始まり、投壊、バントなどのサインプレーのミス、怪我人続出で猫の目のように変わる打順、ファンから観て不可解なベンチワークetc。同時にチームの一体感は欠如していった気がします。
例えば、マリナーズのイチロー選手の言葉「同じ状況はない」「相手に対する準備」を耳にし、解説者江川卓氏「投手はこの場面ではこう思うんですよねェ」を聞いていると、相手投手・チームが相手ではなくチームメイトは次にどんなプレーをするか、それに対して必要な働きを考える。投手心理を分かって敢えて排球する捕手の存在とそのサインから守備を連携させていくヒントを出しているんだと感じる。
相手(チームメイト)ありきの自分の準備・プレーと言う繰り返しが一球、一試合、一シーズンの結果になるということであろうか!
相手(チームメイト)の考えやプレーを想定し自分自身がプレーをすることによってのみ、ユニフォームの繋がりが強くなっていくのではないだろうか。
昨年に続きこのオフシーズンは、数球団が新監督を迎え熱いオフを迎える。真のユニフォームを身にまとうチーム作りの為にあの言葉をもう一度聞けそうだ『GIATNS愛』。
因みに知ってました?10月に全国33道府県185市町村が合併し、63新市町村が誕生、そのうち50市町村は一日に生まれるそうです。平成の大合併と言えそうですが、皆の暮らしを豊かにするという大義名分の通りであって欲しいものです。
1つにまとまることで相乗効果を!目標達成しよう!なんて団体スポーツ・競技といっしょです。
そう思いません?
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