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〜今や当たり前、ネーミング・ライツ!〜

 さてMLBも両リーグのチャンピオンシップ・シリーズからワールドシリーズへ突入しようとしている。2005年シーズンの総括はいずれ書くこととして、「ボールパークへ行こう」の続編として9月のMLB観戦旅行のなかから紹介しよう。
 まず皆さんに質問である。今年観戦したMLBのボールパークの名前を書くので、どのチームのホーム球場かわかるだろうか?

  1. マカフィー・コロシアム
  2. SNBパーク
  3. シティズンズ・バンク・パーク

さて、すんなりチーム名が出てきたであろうか?どこのチームのボールパークかMLB初心者にはわかりづらい。答えをいうと

  1. オークランド・アスレチックス
  2. サンフランシスコ・ジャイアンツ
  3. フィラデルフィア・フィリーズ

 最近のMLBのボールパークはその名前とチーム名やフランチャイズ名が一致するのはむしろ少数派と言っていいだろう。いまだにヤンキースタジアムやドジャースタジアムなど伝統を守り抜いているチームもあるが、MLBだけに限ったことではないが、最近のスポーツビジネスにおいて自らの本拠地に企業名をつけ、莫大なスポンサー料を得る「ネーミング・ライツ」という手法である。MLBでも特に90年代以降に建てられたボールパークでは多くがこの手法を取り入れている。イチローが所属するシアトル・マリナーズのボールパークであるセーフコ・フィールドは、日本でも既にお馴染みだ。
 このスポンサー名をつけたネーミング・ライツもファンにとって正直いささか迷惑なとこともある。それは時々ボールパークの名前が変わることだ。オークランドのマカフィー・コロシアムは2年前に訪れた時は、確かネットワーク・アソシエイツ・コロシアムだった。またロサンジェルス・エンジェルスでも以前はやはりネーミング・ライツでエジソン・フィールドであったものが、現在はエンジェルス・スタジアムとなっている。今年アリゾナ・ダイヤモンドバックスも変わった。
ネーミング・ライツも時代の趨勢と言わざるを得ないのだろうか。球団の収益源確保としてのネーミング・ライツは理解できないことはないが、やっぱりなんとなく寂しい、味気ないなと思う。ボールパークはやはりチームやフランチャイズにちなんだものであってほしいものだ。

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