吹く風が身体を切るように感じられる季節になりました。屋外スポーツはストーブリーグなんて言葉があるように、オフやらトレーニングのシーズンですね(もちろんサッカー、ラグビーなど秋冬の風物詩とされものもありますが)。
ちょっと前になりますがbjリーグのブロンコスVSアルビレックスの試合(ブロンコス初勝利戦)を観戦してきました、バスケットとなると大学生の試合を十数年前に観て以来ですから凄く新鮮で、あっという間のひととき!でした。
最寄駅からあっちこっちと体育館まで導いてもらい、到着した会場は熱気もあって?暖かいし、ホームチームびいきありきの会場作りや子供連れやカップル、中高年の方が入り混じって応援する姿はリーグ開幕したばかりということもあり、素人風でこれまた嬉しくなる想いでした。ちょっとしたルールのDJアナウンスも心地よかったですねぇ。週末のレジャー、地域に根付く催しとして勢いを感じました。
そしてなんといってもコートが心地よい大きさですもん。
皆さん一度『生の試合観戦』オススメです。欲を言えば、東京ドームのように少しでも子供がコート近くで観られるようにしてならないかしらん!因みにイギリスのサッカー競技場などはピッチ(競技場)から観客席が非常に近いんです。スローイングやコーナーキックの際には選手の声や息遣いが聞こえます、観ている(聞いている)ほうも緊張感が格段と増しますよ。
ブロンコス7戦2勝の成績ですが、個々の能力的にはこんなものじゃないでしょう、若手ホープとベテランのマッチングが進めば勝ち数が上になるはず。
試合後こんな一幕がありました。ブロンコスの選手がサインをしているとき、お母さんに連れられた5歳位の男の子がサインを貰いに列に並んでいました。サインを書いてもらった後に「でぃふぇ(ディフェンスと言ったように聞こえました、解釈しました)・・・・ありがと(確かに二言!)」、本当はサインして貰う時にはママにこう言いなさいと言われた言葉があったのだなぁと勝手に思って見ていたのですが、応じた選手は「うん、今日は守備も頑張ったし、ボクが応援してくれたから点も取れて勝てたんだよ〜」。男の子は走ってママのところへ、サイン攻めの選手は次にねだる人へと場面は替わっていく…、ささやかですが両者の幸福感充電の場面に出会えた気がしました。どうも!次も勝つぞと気持ちを強めたプレイヤーと勝った試合を振り返り、買ったグッズを父に見せ、誰に握手してもらい、サインを貰った等の会話で華やいだのだろう少年宅。小さなことですが、サイン、試合後の選手との会話なんて他のプロスポーツではナカナカ難しいことですよね。こうしたコミュニケーションが続けられれば、動員観客も維持できるのではないかな(勿論それだけではダメでしょうが)。観客数は開幕時に3会場で約12,000人その後は、6〜7,000人台を推移しているようです、宣伝PR/チケット販売の問題があるとはおもいますが、ぜひ観客がコートに近いリーグありつづけて欲しいなと願っています。そのことで地域と溶け込むバスケット・スポーツ・リーグとしてこれから発展を期待しています。
スーパーリーグのプロ化の噂もあるようですが、来期から2チーム増えることですし、エンターテイメント性では負けないbjリーグよファイトなのである!
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